改葬について

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改葬(かいそう)聞きなれない言葉かもしれません。改葬とはお墓の引っ越しを意味します。どこの墓地からどこの墓地(例えば納骨堂)へ移動することを意味します。報道等で最近よく聞かれたり、耳にしたりするかもしれません。また年々改葬が増えてきています。以下のサイトをご覧頂けましたら現在の状況がご覧いただけると思います。

【第3回】改葬・墓じまいに関する実態調査(2024年) | 霊園・墓地のことなら「いいお墓」

墓じまい、という言葉も近年よく耳にすると思います。墓じまいとは文字通りお墓を処分することです。今まで墓じまいのご依頼を沢山いただき色々仕事をさせていただきました。墓じまいをされる際に魂抜きをお寺様にまず行っていただいた後に工事を行います。また時々ですが魂抜きの立ち合いをさせていただく場合もございます。先日立ち合いをさせていただいた際、手を合わせていた老夫婦が涙を流されていました。少しお話を伺いますと、長年この場所にお墓があり、いつも拝んでいた場所にお墓がなくなるのが悲しくて・・・。当然のことだと思います。お話を伺い最後に私から一言、今回は改葬でもあることをお話したら、ほんの少しだとは思いますが、そういえばそうですねと安心をしてくれました。

墓じまいをしなければならない理由は様々です。遠方に住まれていてお参りしにくい。また山の上の方にありお参りしにくいなど様々です。墓じまいと見聞きすると悲しい思いをするかもしれませんが、墓じまいは、改葬をするための手段の一つでもあります。改葬という言葉があまり世の中に浸透していないなかで、どうしても墓じまいという言葉が先行しているのが良くないのかもしれません。

安穏堂のご契約者の中にも墓じまいをしなければならない方も多々いらっしゃいます。それは現在お墓が遠方にある、お参りしにくい等おの理由から安穏堂を選んでいただいています。お客様の事情は様々です。親身になりお話を十分にお聞きしてご提案させていただきます。


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